木造ガレージG-BB/屋根構造
コード番号:SBY1
木造ガレージの屋根構造
構造用合板には、北米では「APA」日本では「JAS」とそれぞれに規格があります。日本ではJAS規格品以外は建築物様に購入することも使用することもできません。一見理不尽に見える規定ですが、このJAS構造用合板はヨットの船体に使用され、太平洋を横断するなどの結果を残しており、耐久性能は十分に証明されています。このJAS構造用合板に耐候性塗料を施すことで、長期に渡り使用できる物置や倉庫が出来上がります。車庫として使用するなら屋内壁が木質では許されず、屋内施工を施す必要がありますが、木質の屋内はとても魅力的ですね。
垂木 (Lufter)
いわゆる垂木構造の屋根で、ほとんど住宅の屋根はこの構造を採用しています。天井に石膏ボードなどの面材を張る場合は、下地工事が必要です。下地は455mmピッチが一般的で、石膏ボードは910mmで作られています。イープランのガレージ車庫、物置倉庫の場合は石膏ボードの設置が簡単で、張り終えた状況でも車庫の中央に向かって天井を高くできることも利点です。
コード番号:SBY2 コード番号:SBY3
トラス(TRUSS)
「トラスのデザインが好きだから木造ガレージが欲しいです。」と言及されるお客様もいる程、ダイナミックな構造が屋内に露出するトラス。物置倉庫として使用するならば、このダイナミックな構造をそのまま手に入れることができます。トラスは可燃材のため、表面積が天井面積の1/15を超えると天井に隠蔽する必要があります。その理由から、事実上ガレージ車庫ではトラスを露出して使うことができません。ガレージ車庫にする場合、天井面は下弦材のレベルに下地材を増設した上で、石膏ボードなどの面材を設けることになり、屋内天井は水平になります。
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