ガレージOPTION/屋根
レッドシダーの屋根は意外と種類が多いのです。KIT SET®の標準オプションは最も厚みが少ない「シングル」。ガレージの事例写真は全て「シングル」ですが、EEplanが創ってきた「住宅」ではさらに厚さがある「ダブル」タイプです。そのダブルも実は大きく分けてレッドシダーを鉈で割る概念で尽くされたものをシェークと読んでいます。さらに種類があって「溝」つき「溝無し、SAWCUT」など意外と沢山の選択肢があります。
噴いた当初
変色が終わった、一年以上経過の状況
それは茅葺きの家等と同じで屋内小屋への有効な換気手段になるからです。誤解を恐れず申し上げると、日本の短絡的な枠組み壁工法の規格では屋根に構造用合板を設置する義務があります。(設置そのものには大変大事な部分です。)野路合板で小屋裏が覆われるので、通風のしようが無いからです。他方近年の建築では、その部分にベーパバリアを設置し、当該部分の内部結露を阻止しています。物置やガレージの場合、屋内と屋外の冬期温度差は小さいと考えられるので、以上の方法を選択しています。
アスファルトシングル
防火認定品ですので安心。
WRC(ウエスタンレッドシダー)シェイク&シングル
ABOUT TIMBER STRUCTURE
法律上、海外規格の建築では耐力壁最大区画が40㎡や60㎡などという間違った風評があります。弊社ではすでに300㎡近いの空間(平家)を作り続けています。枠組壁工法の木造建築は広大な空間を実現します。G-KITの場合でしたら、トラス構造や垂木構造などにこだわってみませんか。
LVL
ムク材による棟木と垂木による屋根構造以外に、トラス構造は有名です。一方構造用集成材も多彩です。例えば、構造用LVLはフェノール樹脂により全ての木材の繊維方向が平行になるように、ラミネート加工したものです。EEplanでは積雪3.0m以上に耐える大スパンガレージや一般地域の大規模G-Attcの床梁やまぐさとしてLVLを多用しています。厚さは38、45、51、90mm等各種、幅は235.286、302mm等(最大600mmまで各種)、長さは最大11.5mmです。
TJI
出典:道産材を用いた I 形梁の実用化
東北地方太平洋側の積雪に対応する構造。ピッチは細かく、455mmにしています。そうする事で構造強度だけではなく屋内天井面材下地として利用できるので合理的です。天井を水平に施工して内張り。認定車検工場としています。
垂木のあるTimber ストレージ、ガレージとして使う場合、天井面材の据付けが楽。三角空間も確保できます。
これは車庫でなく、ショールームやアトリエなどで使う事も多い、ランバー以外の大型梁で飛ばす事もあります。
豪雪地域のガレージ。