法律上自動車車庫として認められる内装
ABOUT INSIDE
建築には木造に限らず、鉄板・鉄骨でも防火関係の処理が必要な区域があります。
また 用途を 「自動車車庫」として使う事を法的に満足させるには、屋内に石膏ボード類の設置が義務となります。
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尚木部の露見面積比率は当該天井面積の15%如何におさめる必要があります。露見させる垂木は3面がその表面積となります
ラフター(垂木)が防火面材の下地となるので、概念的に下地工事を排除しています。
2014年モデル(2013年秋より)はトラス構造を避けてラフター構造をおすすめしています。天井面に石膏ボードを設置する事を容易にする為に、あらかじめ垂木ピッチ寸法を策定し、Photo-3の様に一部を露見させる意匠として対応可能としています。
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確認申請に於ける用途は 陶芸用アトリエ。壁面には準防火区画対応の 内装壁としています。
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天井がトラス構造の場合、木製トラスを石膏ボード類で隠蔽する必要があり、天井は平になります。平らな天井はそれなりに
落ち着いた空間になります。KIT SET では オーナーのこだわりにお答えするため、トラス構造で対応する事もできます。
防火面材を設置する為の、天井下地工事は別途必要になります。
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